母の愉しみ

母は1919年生まれです。
若い頃に短歌を少しした事があると言ってますが、70歳になって俳句を始めました。
作り貯めていくうちに、NHKや新聞などに投句をするようになり、
1998年にNHKの俳句全国大会で特選を戴き、NHKホールの壇上に・・・
まわりに優しく人生を歩いてきた母への、神様からの贈り物のようでした♪


本人が入選作から抜粋をして、手書き本に纏めた句をご紹介いたします。
              母の短歌はこちらです 従姉の短歌・新人賞受賞作品   

                                
俳句  蔵王にて  



新年の句


  犬吠に 金波よせくる 初日かな

  宴果てゝ 家路を急ぐ 女正月

  子が引きし みくじ大吉 迎春花

  八十路なを 背筋のばして 初鏡

  初市の 花をかかへて 帰りけり

    年代順に纏めてありましたので、
                             季節毎に編集をしてみると、新年はこれだけでした。
 


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