ヨーロッパの旅(6)


スイス・アルプス  シルトホルン


若い頃に、新田次郎さんの山岳小説 「銀嶺の人」 「孤高の人」 「アイガー北壁」etc.を読み
長い間憧れ続けていたヨーロッパアルプス。そのアイガー北壁やユングフラウがこの目で見られるというのです!
それでも、山のお天気だけはその日になってみなければ分りません。
最終日、オプショナルとなっていたそのツアーに、何はともあれ前日申し込みました。

そして朝起きてみると空気も澄んで飛行機雲が天高く尾を引いていくのが見えました♪

アイガー北壁・メンヒ・ユングフラウの絶好の展望台になっている、シルトホルンへ
ロープウェイを乗り継いで上がっていきました。
シルトホルンは映画「女王陛下の007」で一躍有名になった場所です。
ロープウェイを降りると其処は標高2970mシルトホーン回転展望台(動力は太陽電池)
周囲のガラス張りの外は360度さえぎる物も無く、全てがアルプスの山、山!
目前には、あの憧れのアイガー北壁!

展望台はレストランになっているので、昼食をとりながら360度の眺めを愉しみました。
お食事も美味しく、何よりも外の景色に圧倒されっ放しの一時間でした

 

ロープウェイは先に進むと、このような切り立った山の間を上がっていきます。
そしてシルトホルンの頂上に着きました。




右の写真
左から名峰、アイガ・メンヒ・ユングフラウです。
これが多くのアルピニストが挑戦した、そして私の憧れだった、アイガー北壁です。下右にもシツコク(^_^;)











乗ったロープウェイ。上がって行く時には頭はスッカリアイガー!
降りてくる時に中継駅で撮ったものと、帰途バスに乗る前に振り返りつつ撮った写真です(^^ゞ




バスから見た
アルプスの山間の風景。
丁度着いたばかりの電車。
駅舎の後ろには鶏もいました

天候次第のこの最終日、晴天に恵まれてこのような写真も撮れたのは本当に幸せでした。
そして、このような旅行に気持ち良く送り出してくれた、それぞれの主人に感謝でした。
同行した中には、“これまで二人で時間を見つけては世界旅行をしてきたのですが、これで私達も海外は終わりです”
とおっしゃった70代のご夫妻がいらっしゃいました。

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